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『ちょい山CLUB』

PONCHOの日記

登山をはじめたい、一緒に行く人がいない・・・という山好き初心者を対象にした、首都圏近郊の低山歩きとヨガをMIXしたツアー・イベントです。 初心者の方を事前準備からサポートし、登ってみたいと思っていた山に一緒に登り、見たことのない風景、木々や山々との一体感を味わえる、ツアー・イベントを提供しています。 参加申込後、山歩きで揃えるべき基本的なウエアや道具、今持っている道具は使えるの? など、選び方の基本やアイテムの解説・リストをお教えする【お買い物相談】の特典が付きます! ひとりでは楽しめないと思っていた山を『ちょい山CLUB』で存分に楽しんで下さい!

靴のひも、ほどけることありませんか?

案内人のPONCHOです。

 

山歩き中に、トレッキングブーツのひもがほどけてしまったことがありませんか?

または最初から装備されているひもが長くて、邪魔だと感じたことは?

 

これまで、完成した蝶々結びの左右の輪と紐端を片結びしたり、

蝶々結びを二重に巻いた結び方をしたり、教えたりしてきましたが、

簡単で、絶対に解けない、そしてギュッと締めた時に

結び目が甲や足首に当たって痛くならない方法を知ったので紹介します。

 

結び方の呼び名は「イアン・セキュア結び」です。

検索すれば、わかりやすいイラスト解説のページも出てくるので

下の写真でわからなければ、探して練習してみてください。

 

またちょい山CLUBのツアー・イベント時に、

これからしばらく、イアン・セキュア結びのやり方を

ハイク前にお教えすることにしますので、

一緒にやってみて習得してください!

 

では、START!

1)まずひもを結ぶ前に履いたブーツのカカトで地面を売って、ブーツのヒールカップにきちんとカカトを収めてください! コレ、やらないと登り下りで足がズレてきたり、時にブーツの性能をきちんと発揮させることができないことも・・・。

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2)ブーツの先部分から順番に締め込む。このブーツは金属のD環(ひもを通す穴)を備えているので、ひも引き上げればスゥ~っと締め込める。でもそれ以外の穴の場合は指を使ってひとつずつしっかりと締め込んでいきます。

が・・・基本はココを血流を阻害しない範囲でキツめに締めるのですが、ボクはブーツ&シューズによっては、足幅が一番広い部分付近は緩めて締めています。アッパーの素材が伸びにくい、またはその部分にガードがあって伸びないブーツ&シューズの時は、痛みが出ないように緩くしています。その代わり、高部分はキツめに締めています。

 

という訳で、自分の足と相談しながら、いろいろな締め具合を試して、自分好みを見つけてください

 

ちなみに、とあるスポーツ選手は、ひも締めるのに、その具合を確かめながら、なんと15分近く掛けて締めるそうです。それくらいに、ケガの防止やパフォーマンスの最大化にひもの締め込み方は影響するということです。

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3)締め込んだひもが緩まないように! このブーツは甲部分にフックが備わり、それにひもを掛けると緩まないストッパーを備えています。締め込みやすいD環は、同時に緩みやすい訳で、こうした機能はビギナーには重宝するものです。

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4)足首部分のフックにひもを掛ける時は、下からではなく、上から輪を作るように掛けると、ひもの摩擦力によって緩みにくくなります。

コレ、細かいけれど案外使えるアイデアです!

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5)さていよいよ結びです。まず左のひもが上になるように交差!

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6)上側のひもを手前にできている輪に下から上に向かって通します。

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7)下側のひもを手前の輪に上から下に向かって通します。

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8)左右のひもを引くと、ねじり巻きになり、交差部分が点ではなく線状になり、結んだ時に当たっている感じが軽減します。

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9)ココからがキモです! 蝶々結びだと片手側だけに輪をつくりますが、この結びでは両手、両方のひも端にU字の輪をつくります。輪は蝶々結びの時と同じです。

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10)一巻きめは左手に持ったひもを上にしましたが、二巻きめは逆に右手に持ったひもを上にして交差させます。

 

ちなみに利き手や普段からの結び方で一巻きめを右を上にした方がしっくりくる方は、この二巻きめを逆に左を上にして結んでください。

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11)ココからは一巻きめと同様です。

まず上側のひもを手前の輪の下から上に通します。

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12)続いて、下側のひもを手前の輪に上から下に向かって通します。

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13)手前の輪を通し終えたら、左右のひもをゆっくり引いて、結び目がぐちゃぐちゃにならないように揃えながら締め込みます。

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14)完成です! コレでひもがほどけやすくて困ることはありません。また一巻きめも二巻きめも2重に結んでいるので、結んだ残りのひもが長くなることも回避できます。

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この結び方、5)~8)の部分で左右のひもをそれぞれ上下から通して結ぶのではなく、普通に一結びする方法もありますが、上下から通した方が、より緩みにくくなるので、その方法を紹介しました。

 

トレッキングブーツのひもがほどけたことに気が付かずに歩いていると、踏んだり、枝や石に掛かって、転倒することもあります。その転倒を予防できるこの結び方は、安全を確保するためにも役立ちます。

 

また登りは足首部分を緩めに、下りはブーツ内の足がズレないように足首部分をキツめに締める等々、痛みやマメの予防、パフォーマンスアップのための方法もあり、トレッキングブーツのひもの結び方は、案外奥が深いのです。

 

とはいえ、まずはこの「イアン・セキュア結び」を、迷わずできるように時間のあるときに練習してみてください! 

カカトをトントン、足先の締め込み、フックは上から掛けることと合わせて、きっとコレまでの蝶々結びとは違う感覚で歩けるようになると思います!!