案内人のPONCHOです。
先の日曜日開催した、奥多摩・棒ノ折ハイク・レポートです。
川井駅は、無人駅で、山間部のほのぼのした雰囲気が漂っています。
改札を出た目の前に、レトロな美容室。
いつも朝早くに到着するので、営業しているかどうかは不明です。
清東橋バス停前。
サクラは満開でした。
バス停から徒歩10分。
大丹波川に掛かった、木造橋を渡り、
トレイルへと入っていきます。
ミツバツツジがキレイです。
トレイルのはじまりはワサビ田の沢沿い。
その脇には遅い春の芽吹き。
そして愛らしいスミレ。
歩きはじめてからずっと
写真に撮りたい風景ばかり、なかなか前に進めません。
春です。
沢が細くなる頃から
植林の森へ。
山の神と地図に表記されている祠です。
植林の森の勾配は、たいていキツいです。
でも、よく手入れされた森は、植林であっても、
美しさを感じられます。
なんの若葉なのかはわかりませんが、
土偶の眼に、見えます。
古の人々は、眼と芽を同一視していたのでしょうか?
植林の森は、一旦広葉樹の森に。
新緑前木々の間を、光と景色がと通り抜けてきました。
キラキラと輝く空に、思わず「ありがとう」。
再び植林の森。
再びモノトーンの世界。
最後の登り。
そして山頂!
北、東側の景色が、ドーン! と開けています。
ちょっと霞んで、春らしい遠景。
ただ期待した桜は、まだ。
でも、また、ココに来る理由ができました。
まだお昼には早いけれど、腹ペコ。
陽だまりにエマージェンシーシートを敷いて、ランチ開始。
今回、SOTOのフィールドホッパーという、アルミ製、395g、A4サイズで縦半分に折り畳めるコンパクトなテーブルを使用。ストーブで煮炊きする際の台としても使えて、そしてなにより、直に食べ物を置いて食事するよりも、安心感あり。カップ麺を食べていても、貧乏くさい気分にならないのがよし!
でも収納袋が黒のあっさりした事務用品みたいなのが・・・ハイクが楽しくなるようなデザイン、イラスト、柄がプリントされているともっと気分がアガるのに!
今回は参加してくれた方と話して、
ヨガはシャバーサナ、つまりお昼寝のみ(笑)!
全員午前3時起きだったし、あんまりにも心地よいお日様だったので、
短時間でもぐっすり、しゃっきり!
さぁ、下山は埼玉側の名栗湖へ!
このトレイルは、こんな道として選ばれてもいます。
歩きづらさで評判の
長い長い階段を避けて
脇の道を多くの人が上り下り。
不思議なチカラを放出している岩茸岩。
ここが水谷沢との分岐。
分岐の近くの日当たりのよい斜面には
春を知らせる可憐なカタクリがポツポツ。
「春さ、春だよ、待ちに待った春なんだよ」と
やさしく語りかけてきた。
水谷沢歩き、はじまる。
すぐに深い沢へ。
こんな鎖場もあります。
コワさよりも、ワクワク感が勝ります。
なぜか女性ハイカーは、こういう場所が大好きです。
急な木段はキラいなのに、不思議です。
この日、この時、この場所にいられて
ボクらは本当にシアワセだったと思います。
宝くじに当たるより、
こういう美しい景色の一部になれる事の方が
よっぽど幸運だと感じます。
まだまだ急な沢脇のトレイルは続きました。
そして、まだまだシアワセは続きました。
春の棒ノ折、とてもよいとこです。
今度は秋に来よう! と全員で盛り上がりました。
皆さんも是非!
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