案内人のPONCHOです。
高原の森の木陰でのんびりとした時間を過ごせるハンモック。
そんな時間をハイキングでも楽しめるとしたら、どうです?
きっと、もっとハイキングが好きになると思うんです。
ボクがハイキングや自転車ツーリングにハンモックを持って行くようになったのは、
12年ほど前になります。
ヘネシーハンモックというブランドで、蚊帳と屋根となるタープを装備した
ハンモックテントです。
テントがハンモックのようになって、なにがよいのか?
吊り下げる2本の木があれば地面の凸凹やぬかるみを気にせずに済むんです。
これが案外便利。
南の島のツーリングキャンプ旅や真夏のキャンプ&ハイキングでは、
風に揺られながら夜を涼しく過ごせ、ハンモックと同じように心地よい時間でした。
ボクが使っているヘネシーハンモックの重さは1.5㎏程。
最新モデルだと800g程度のものあり、
超軽量テントとしてのスペックも装備しています。
と、ハンモックテントが軽量化されていくのと時を同じくして
2014年に創業されたのがハミングバードハンモックというブランドです。
http://www.outdoorgearmaniacs.com/hummingbird-hammocks/hammock/
パラシュート素材を使用し、最軽量モデルで205gの超軽ハンモックをリリース。
手のひら大の収納サイズのハンモックは、ハイキングもその使用目的にしたもの。
平たいストラップを木に巻いて、ハンモックとの接続はボタン留め。
最初はこんな簡単な接続で本当に大丈夫か!? と少し不安になるほどのシンプルさ。
このハミングバードハンモックの登場を契機に、
他メーカーも軽量ハンモックを続々とリリース。
ボクが手に入れたのは、スイスの総合アウトドアブランド、エクスペドのもの。
重さ425g、8,500円。
軽さがウリのハミングバードハンモックの半額以下
というコスパのよさが一番の決め手でした。
結び目をストラップに装備されたスリットに通すだけの超シンプルな接続方法は、
設営も簡単です。
超軽ハンモック。
寝転んでも、もちろん心地よいんですが、
横座りしてソファーのように使うのがオススメです。
ハイキング途中にハンモックに座ってストーブで湯を沸かし、
コーヒー&ティーブレーク。もちろんランチでもいい。
風に揺られ、見上げた梢の向こうに透き通った青空。
浮遊感は自然との一体感が増し、一層やさしさを感じる時間。
「来てよかった~!」
気持ちよさは、山頂に立って美しい景色を見渡した時のようです。
山に登る・・・のではなく、山にハンモックをしに行く。
そんな山との付き合い方を可能にするのが、超軽ハンモックです。