雨予報は雪予報に変わり
束の間の青空に包まれて
いろは坂を上って
中禅寺湖まで来ると
あたりは雪景色に
戦場ヶ原まで来ると
すっかり雪深く・・・
いやでも例年に比べると少なめか・・・
ビジターセンターで
ツアー参加者のスノーシューを
レンタル
1台1日1000円。
まずは湯元の源泉の湿原から
硫黄臭がかなり濃い場所です。
返りにすぐ脇の宿の温泉に入ったのですが
翌日までカラダから硫黄の匂いがしているほど
濃い~温泉です。
金精道路から積雪シーズンしか入れないルートへ。
そして蓼ノ湖。
ボクらが進む対岸に団体さん。
この日、唯一すれ違ったヒトたち。
ココから4時間、誰とも会わず、
静かな雪山を楽しめました。
急な坂道を30分ほど登って
ようやくたどり着く小峠。
そこにある大きな岩。
今と夏ではまるで違う。
気温が少しずつ低くなり
雪も次第に深くなり
刈込湖に着くと
吹雪・・・
晴れていれば
こんな感じなんですが・・・
でも真っ白な風景も
それはそれで幻想的ではあり
同じ場所の夏の風景はこんな感じで
グリーン=夏
ホワイト=冬に吹雪いた日
そしてホワイト&ブルー=冬の晴れ
同じ場所でも
まったく違う風景があることを知る
いつでも同じではないことは
当たり前で
何度訪れても
その度に
ボクらは
その風景に
美しさを見て
無常と
はかなさに
ジブンと
この世界の本当を
知るんです
そして雪は
オトナになったボクらに
コドモのココロを
取り戻させてくれる
ランチはカップヌードル。
山でのカップヌードルは
街のそれとは
まったく違う美味しいを
提供してくれるのだけれど
雪山のカップヌードルは
さらに美味い。
冷えて固くなってしまったおにぎりも
湯沸かしジェットボイルの上に載せた
クッカーに入れて温めれば
ホカホカに。
刈込湖に下りる急坂を
怖かったら尻で滑ってねと
話してから
下り坂があると滑り続けて
これがなかなか楽しくて
積雪は1m以上。
スノーシューを履いていなかったら
ズボッと埋まって
身動き取れなくなるような場所も
スノーシューを履いていれば
楽しい遊び場。
雪がない季節よりも
目線は高く
木々の葉っぱも落ちているから
見晴らしもよくて
雪があるから
冷えは抑えられていて
森の中だから
風は遮られていて
例えれば
大きなカマクラのなかで
ボクらは遊んでいるのと同じ。
晴れていたら
いや晴れていなかった今回だって
登りは暑くて少し汗ばんでしまったほど。
雪山というと
雪崩とか極寒とか
コワい想像ばかりしてしまいがちだけれど
場所を選べば
季節を選べば
そんなことはないんです。
やってみれば
経験してみれば
ツアーは、また来年!!
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