案内人のPONCHOです。
今回は、山だけでなく街でも使えるハイブリッド・パックを紹介します。
山は山用、街は街用。しかし山道具選びも時代の移り変わりとともに、
山と街のどちらでも使えるハイブリッド的なモノ選びが選択肢のひとつになりつつあります。
実際、デイハイクからパッキング次第では山小屋泊も可能な小型パックを
登山だけで使うというのは、なんとももったいないこと。
またタウンユースではクラシックな、いわゆるデイパックがスタンダードですが、
近年ではデイパック同等の容量ながら、素材、機能が高く、
登山でも十分に使えるパックが増えています。
そこで、そうした山でも街でも機能するパックを
ハイブリッド・パックと呼んで、紹介しようと思います。
ハイブリッド・パック
ポイントは3つ
・開口部はジッパーで開閉するパネルローディング、またはロールトップ式
・着脱、または収納できるウエストベルト採用
・サイドポケットやフロントポケットを装備
・容量は20ℓ~25ℓ程度
※ただし、これらのパックは男性用、女性用とにつくりが分かれていないものが多く、
多くはユニセックス・モデルなので、女性はカラダに合うか、ショップでフィット感を
確かめて購入、使用することをオススメします。
▼ボレアス/オレマ25 ¥15,000
山と街、さらにアウトドア・アクティビティのハイブリッドをブランドのコンセプトにしているサンフランシスコ初のパックブランド。
このパックのつくりは極めてシンプル。前面とサイドのストレッチポケットは収納力たっぷりで、すぐに取り出したいものを入れておくのにぴったり。
▼スーリー/ステア20 ¥13,392
https://www.thule.com/ja-jp/jp/backpacks/hiking-backpacks/thule-stir-20l-_-211501
元々、グレゴリーのデザイナーが参画。斬新だけれども使い勝手のよいパックを揃えるスーリー。
上部の開口部が巾着状で荷物の出し入れしやすく、街ではチェストストラップを外せ、ウエストベルトを背面に収納可能
▼アークテリクス/ブライズ 25 バックパック ¥24,840
スタンダードなデザインながら、アークテリクス的な背負いやすさを装備。前面がジッパーでパカッと開き、
荷物の出し入れがしやすいパネルローディングを採用。細身なので、アルパインパックのようにブレが少ないつくり
▼グレゴリー/ミウォック24 ¥17,280
マヤ22(女性用) ¥17,280
軽量パックながら、ポケット多数で収納力は十分。カラダの一部になったようなフィット感で、自転車通勤派にもオススメ。
フロントのストレッチメッシュポケットは、山でも街でも使える便利ポケットだ
▼ミレー/プロライター22 ¥12,000
クラシックなデイパックを現代風にアップデートすると、こうなる! デザインはシンプル。
軽量素材を使い、アックスホルダーやギアラックなどクライミングギアのキャリーシステムも充実
▼オスプレー/テンペスト20 ¥11,800(女性用)
同/タロン22 ¥11,800(男性用)
背面長の調節ができ、小型ながら高いフィット感を得られるパック。
動きやすさはトレラン系パックに通じるもの。
全面を開けられるパネルローディング仕様で、タウンでも使いやすい
ウエストベルトは着脱できないが、邪魔になりにくい薄手
▼ブラックダイヤモンド/ナイトロ22 ¥15,120
ブレを防ぐ大きめのウエストベルト、ムレを軽減する背面構造、収納性の高いフロントパネル等々、
山で使える機能多数。ウエストベルトは着脱できないが、邪魔になりにくい薄手
▼マウンテンハードウェア/スクランブラーRT20 アウトドライ ¥15,120
アウトドライという防水透湿素材を採用。開口部はロールトップ式で、完全防水を実現。
しかしサイドポケットやトレッキングポールを取り付けるループを装備し、山で機能する。
デザインがシンプルなので、街にも似合う
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