2017年4月16日・奥多摩・棒ノ折ハイクレポート
案内人のPONCHOです。
先の日曜日開催した、奥多摩・棒ノ折ハイク・レポートです。
川井駅は、無人駅で、山間部のほのぼのした雰囲気が漂っています。
改札を出た目の前に、レトロな美容室。
いつも朝早くに到着するので、営業しているかどうかは不明です。
清東橋バス停前。
サクラは満開でした。
バス停から徒歩10分。
大丹波川に掛かった、木造橋を渡り、
トレイルへと入っていきます。
ミツバツツジがキレイです。
トレイルのはじまりはワサビ田の沢沿い。
その脇には遅い春の芽吹き。
そして愛らしいスミレ。
歩きはじめてからずっと
写真に撮りたい風景ばかり、なかなか前に進めません。
春です。
沢が細くなる頃から
植林の森へ。
山の神と地図に表記されている祠です。
植林の森の勾配は、たいていキツいです。
でも、よく手入れされた森は、植林であっても、
美しさを感じられます。
なんの若葉なのかはわかりませんが、
土偶の眼に、見えます。
古の人々は、眼と芽を同一視していたのでしょうか?
植林の森は、一旦広葉樹の森に。
新緑前木々の間を、光と景色がと通り抜けてきました。
キラキラと輝く空に、思わず「ありがとう」。
再び植林の森。
再びモノトーンの世界。
最後の登り。
そして山頂!
北、東側の景色が、ドーン! と開けています。
ちょっと霞んで、春らしい遠景。
ただ期待した桜は、まだ。
でも、また、ココに来る理由ができました。
まだお昼には早いけれど、腹ペコ。
陽だまりにエマージェンシーシートを敷いて、ランチ開始。
今回、SOTOのフィールドホッパーという、アルミ製、395g、A4サイズで縦半分に折り畳めるコンパクトなテーブルを使用。ストーブで煮炊きする際の台としても使えて、そしてなにより、直に食べ物を置いて食事するよりも、安心感あり。カップ麺を食べていても、貧乏くさい気分にならないのがよし!
でも収納袋が黒のあっさりした事務用品みたいなのが・・・ハイクが楽しくなるようなデザイン、イラスト、柄がプリントされているともっと気分がアガるのに!
今回は参加してくれた方と話して、
ヨガはシャバーサナ、つまりお昼寝のみ(笑)!
全員午前3時起きだったし、あんまりにも心地よいお日様だったので、
短時間でもぐっすり、しゃっきり!
さぁ、下山は埼玉側の名栗湖へ!
このトレイルは、こんな道として選ばれてもいます。
歩きづらさで評判の
長い長い階段を避けて
脇の道を多くの人が上り下り。
不思議なチカラを放出している岩茸岩。
ここが水谷沢との分岐。
分岐の近くの日当たりのよい斜面には
春を知らせる可憐なカタクリがポツポツ。
「春さ、春だよ、待ちに待った春なんだよ」と
やさしく語りかけてきた。
水谷沢歩き、はじまる。
すぐに深い沢へ。
こんな鎖場もあります。
コワさよりも、ワクワク感が勝ります。
なぜか女性ハイカーは、こういう場所が大好きです。
急な木段はキラいなのに、不思議です。
この日、この時、この場所にいられて
ボクらは本当にシアワセだったと思います。
宝くじに当たるより、
こういう美しい景色の一部になれる事の方が
よっぽど幸運だと感じます。
まだまだ急な沢脇のトレイルは続きました。
そして、まだまだシアワセは続きました。
春の棒ノ折、とてもよいとこです。
今度は秋に来よう! と全員で盛り上がりました。
皆さんも是非!
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