案内人のPONCHOです。
週末に開催したキャンプdeハイクのレポートです。
場所は富士五湖のひとつ、西湖でした。
付近のキャンプ場は予約なしのところが多く、
別のキャンプ場のオープン時間に我々スタッフは早めに到着したものの・・・
なんと貸し切り。
そこで以前に利用したことのあるココに急遽変更しました。
結果的に、キャンパーは少なく、景色もよい場所で過ごせたのですが、
参加者の方々には変更に対応いただき、申し訳ありませんでした。
参加者の方々が到着後、張っていたタープ下でコーヒータイム。
同時に湯沸かしに使っていたストーブに興味を持って頂いたところから
ストーブの解説を開始。
山で湯沸かしだけならジェットボイルがよい。
キャンプやバーベキュー等、いろいろ使えるのはSOTOのレギュレーターストーブがよし。
山に持って行くには少し重いけれど、大人数のハイク、またはキャンプメインなら低重心で大鍋を載せられる分離型がよい。
ちょっと変わり種なら、トランギアのストームクッカーと呼ぶ、アルコールストーブのクッカーセットがよいとか。
紹介したストーブも含め、改めておすすめのストーブをこのブログにて近々アップしますので、お待ちください!
ストーブ解説の後は、近くの野鳥の森公園から青木ヶ原樹海をお散歩。
本当は紅葉台、三湖台の予定でしたが、参加者の皆さんが樹海を歩きたいということで
急遽、予定を変更!
その野鳥の森公園からの富士山。
樹海歩きで出合ったのが、英(はなぶさ)という氷穴。
付近の集落が昔利用していた天然の冷蔵庫です。
写真だと上から見た感じがわかりにくいですが・・・
中から見上げるとこんな感じ。皆さんが立っている上部でも
風向きによって冷気がやってきます。
なんだかいい気が流れている感じもあり、
皆さんの表情がみるみる変わっていくのがわかります。
そして参加者の方にも下に来て頂くと、声を揃えて
「ヒンヤリする~!」と大興奮。
そしてこの奥が氷穴。
雪が解け残っていて、その冷たさをさらに実感!
屋久島に行ったことのある方は、「屋久島ってホントにこんな感じ」と、興奮気味に話してくれ、「ココもすごいステキ!」と楽しんでいました。
溶岩が冷えた岩壁に囲まれた場所。いい磁力が働いているのかもしれません。
樹海のトレイルは、晴れた日だったから新緑がより美しく
樹海の暗いイメージにコワさを語っていた皆さんの足取りはとても軽くなり
キラキラした風景のなかの時間を短いけれども満喫できました。
サイトに戻ってからは、ランチづくり。
本当はその間にヨガを予定していたのですが、
樹海、そして氷穴のエネルギーを十分に感じたから
「まったり時間でもいい」ということで、
タープ下で皆さんはまったり。
ボクはホットサンドとミネストローネづくり。
料理の写真は・・・調理に夢中になりすぎて忘れました。
でも後から妻CHIKAKOに指摘されたのですが、
ボクだけが作るのではなく、皆さんも作ってみたかったのでは・・・と。
なるほど次回以降、そうした企画も用意しますね。
ちなみにナスをカットしていますが、
色が変わりやすいナス以外は、自宅でカットして持ってきているので、
それほど調理時間は掛かっておりません。
皆さんがヨガをやっている予定だったので、
ミネストローネはちょっと煮込み時間が少なく、
コクがちょっと足りませんでしたが・・・すみません。
ランチの後は、山用テントの解説。
実際に設営して、自立型、非自立型、スリーブにポールを通すタイプ、フックで吊り下げるタイプ、短辺側に出入り口、長辺側に出入り口があるテントの違い等々。
ボクの手持ちのテントに加えて、昨年お買い物相談で購入した参加者のひとりの最新テントも見させてもらいました。
一番人気はライペンのトレックライズ。
ボクのメインテント、重さ700g、非自立型のシートゥサミットのスペシャリスト・ソロが一番いいかもという女性がいたことに、ちょっと驚き。多くの人は設営が面倒と敬遠するのですが・・・
今回の皆さんの要望、意見を踏まえ、テントも近々このブログにておすすめを紹介しますので、お楽しみに!
西湖の向こうに夕陽が沈む頃、1日目は終了。
残ったひとりと温泉に行き、焚き火をして、簡単な夕飯を食べて、おやすみなさい。
2日目は、起きてからしばらくまったり。
お茶して、おしゃべりして、サイトを撤収してのんびりと
紅葉台、三湖台へ。
こちらも新緑がきれい。
いつものちょい山CLUBと違って、
この日はゆったりのんびり歩きなので、
こんなことをする余裕もありました。
そして三湖台から到着。
これは昨日少し歩いた青木ヶ原樹海を上から見たところ。
三湖台からの富士山。
そしてトレイルで見つけた美しい風景。
最後は木曽馬の牧場を覗いて終了。
今回は、参加された皆さんの意見に応じて
予定をいろいろ変えてみました。
通常のハイク時にはなかなか難しいのですが、
キャンプでなら、そうしたことも可能です。
今後はリクエストベースでキャンプdeハイクは開催予定なので、
申し込み後にいろいろリクエストを頂いて、
予定を組んでいければと思います。
では、今回参加された皆さん、お疲れさまでした。
また、山で会いましょう!!
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