『ちょい山CLUB』

低山ハイクとヨガをMIXしたツアー・イベント『ちょい山CLUB』の主宰ライター・ポンチョの日記

登山をはじめたい、ひとりで登るのは不安 ・・・という山好き初心者を対象にした、首都圏近郊の低山歩きとヨガをMIXしたツアー・イベントです。 初心者の方を事前準備からサポートし、登ってみたいと思っていた山に一緒に登り、見たことのない風景、木々や山々との一体感を味わえる、ツアー・イベントを提供しています。 参加申込後、山歩きで揃えるべき基本的なウエアや道具、今持っている道具は使えるの? など、選び方の基本やアイテムの解説・リストをお教えする【お買い物相談】の特典が付きます! ひとりでは楽しめないと思っていた山を『ちょい山CLUB』で存分に楽しんで下さい!

2018年3月3日 今熊山@奥多摩 里山&古民家ヨガ・レポート

案内人のPONCHOです。

ひな祭りの日に開催した今熊山@奥多摩ツアーのレポートです。

1月末に訪れた時とはまるで違う風景でした。

ほんの1ヶ月で、冬から春へとガラりと変わっていました。

1月のレポートはコチラ↓ ↓ ↓

cyoiyamaclub.hatenablog.com

 

 

今回はChikakoのヨガクラスに長く通ってくださっている女性のご夫婦と、

ご新規の山好き&ヨガ好き女性、それに我々ふたりの総勢5名のハイクでした。

 

武蔵五日市駅からバスで登山口バス停へ。

そこから舗装路を歩くこと20分。

 

今熊山の麓にある遥拝殿へ。

 

看板や標識が出てますが、

ハセツネのコースでもあります。

今は神主さんが亡くなられて、

日曜日の午後のわずかな時間しか、

神社の人はいないそうです。

 

上社へと登る道。

そこそこ急です。

 

奥に見えるのは採石場

ちょうど爆破をしたようで、

粉っぽい空気が流れてきました・・・。

 

旦那さんが背負っていたのは

平昌オリンピックのバックパック

 

急登を登り切ると、しめ縄に紙垂(しで)が吊るされています。

ココから今熊神社の神域となるそうです。

 

神域に入ると、

光にも神々しさを感じます。

たぶん昔の人はこういうチカラに

現代人よりも敏感だったのでしょう。

 

今熊山山頂に建つ今熊神社。

1月のレポートに書きましたが、

江戸時代の山火事で本殿が焼けるまでは、

高尾山、御岳山と並ぶ参拝者が絶えない

山岳神社だったそうです。

 

神社の旧本殿の礎石が残る場所で、タオヨガ。

 

空が春めいていて、心地よいんです。

 

山頂広場。

春です。

 

神社の裏側からの下山。

ココはハセツネ30Kのコース。

でも山と高原地図には載っていない道。

山好きご新規さまから、そのことを指摘されました。

「地図にないコースだと、ツアーに来る価値がある」。

 

下山ルート途中から谷へと降りる。

標識にある通り、急です。

 

谷へと射し込む光は、

杉の木立を順繰りに抜けて、

地面にやわらかさを描きます。

 

真ん中に水の流れがあるはずなのですが、

今は地中に染み込み、伏流水となっていました。

 

金剛の滝。

1ヶ月前は凍ってましたが、

今は勢いがありました。

 

金剛と名付けられたのは

滝の左手に金剛力士像が彫られているから。

 

驚くほど冷たい・・・というほどではないのですが、

山の水なので透明度は高いです。

 

水の流れは、このすぐ先で地下へと染み込んでいきます。

滝はあるけれど、池のようです。

 

谷からの登り返しは、

針葉樹の直線とスライスされた光の空間です。

 

広葉樹は光に潤いをもたらします。

 

山と里山の境にある広徳寺。

 

境内にある鳥居のような大イチョウ

 

五日市の農村風景。

可能ならこのあたりに住んでみたい。

 

檜原街道沿いのごえん分校。

古民家をリノベーションして、

1階は手ぬぐい屋さんとカフェ、

2階がフリースペースになっています。

 

ココでは座位のタオヨガ。

ハイクの疲れ、春の陽光、ヨガの心地よいポーズもあって、

ウトウトしてしまう方がいました。

でも眠くなったら、寝てもいいんです。

 

今回は初心者向けのコースで、ヨガの時間もたっぷりと取りました。

でも、やっぱりもっと歩いた方がいいような・・・というのがボクの感想です。

今後も初心者向けのコースはつくっていきますが、

今回よりは長めの、しっかり歩くコースにしようかと思います。

 

それでは、またどこかの山で会いましょう!