案内人のPONCHOです。
昨日ハイクしてきた奥日光ハイクのレポートです。
今回はご夫婦一組の参加だったので、
ご夫婦の希望もあって、
ちょっと距離は長いけれども
ボクのオススメのルートに変更しました。
とはいえ、そうなると移動距離が17キロ近くになり
ちょい山ではなくなってしまうので、途中でバスに乗車。
約12キロ、ほとんどフラットに思えるコースですが累積高低差約500mでした。
ところで日光のイメージって、皆さんはどんなものでしょうか?
そもそも日帰りで日光に行けるのか?
世界遺産に指定されているから、混雑しているのでは?
リゾート地だから、開発されていて、あまりキレイな自然はないんじゃ・・・?
林間学校や修学旅行で行ったことがあるけれど、大して面白くなかった!
そんなイメージを持つ人が多いのが日光なのですが、
ちょい山CLUBで毎年秋と冬に訪れている刈込湖・切込湖も含めて、
日光はとても変化に富んでいて、奥深さ、自然の豊かさを感じるエリアです。
しかも人が多い場所は限られていて、気になるような混雑はありません。
日帰りももちろん可能だし、今回参加されたご夫婦のように
ハイク後に湯元温泉や中禅寺湖周辺のホテルに宿泊してもよいのです。
今回のハイライトは中禅寺湖湖畔のハイキングコースでした。
白砂ビーチに下りることができ、
そこで見られる透明度の高い水辺は、
本当に心が洗われる静けさと心地よさに満ちていました。
下の動画を是非、音を出して聞いてみてください!
ボクらが歩いたコースは中禅寺湖湖畔でも
人工物がほとんど見えない場所。
観光地として人気の竜頭の滝から
わずか1時間歩いたところに、このビーチはありました。
静けさ涼しさ心地よさ自然がくれた贈り物#ハイキング #アウトドア #ヨガ #写真 #ポエム #音を出して聞いてね #hiking #outdoor #yoga #photo #poem
スタートは竜頭の滝から。
待ち合わせ時間には、すでに駐車場もほぼ満杯。
夏休みでもあり、今日は人だらけなのか? とちょっと心配に・・・。
でも、中禅寺湖湖畔をハイクしていくと、
すれ違うハイカー、観光客はほとんどなく、
湖畔が見えてくると、Chikakoもびっくりする程の美しさ!
この日のピーカンの空が、そのまま湖面に映り、
しかも「しばらくココで暮らしたい!」と皆が口を揃える爽やかな気候。
湖岸の高い場所にあったハイキングコースから
少しずつ標高を下げていくと現れた湖畔のビーチ。
水は清々しさに満ちたクリアブルー。
ちょい山では、今年中にココでヨガをする企画を立てるつもりです。
中禅寺湖を離れ、次は山の中の小さな湖西ノ湖へ。
その直前には吊り橋がありました。
ココが西ノ湖。
この日は、暑さの影響か水が少なく、風も弱く、なんだかちょっと蒸し暑く・・・。
でも秋の紅葉の季節なら、きっとステキな風景に出会えそう!
見上げると、胸がすぅ~っとするような青空。
空はまだまだ夏空だったけれど、
湖畔には赤とんぼが無数に休んでいて、
指を立てるとすぐにその先に止まって逃げない。
街の暑さを知っているボクらには十分に涼しいのだけれども
赤とんぼには、ちょっと暑すぎるのかも。
西ノ湖からは低公害バスに乗って小田代ヶ原までショートカット。
ほぼ満席だったバスからはボクたちだけしか下車しなかったのだけれども、
バスから下りて数十mで、この広がりのある風景が待っているとわかっていたら、
きっとみんな下りだよね。
木道は、見たこともない立派さ。
暑さで次期が前倒しになり、
ちょっと見頃は過ぎちゃったんだよ~
と、すれ違ったおじさんが教えてくれたホサキシモツケソウ。
曰く、日本では戦場ヶ原と小田代ヶ原がもっとも大きな群落だそう。
見頃を過ぎても、十分に美しかった!
ちなみに背景に見えているのが男体山。
泉門池(いずみやどいけ)は湧き水の池。
たぶんお昼頃に来たらハイカーで賑わっていたと思うけれど、
訪れた時には人もまばら。
水がフツフツと湧く音が、静けさの中で躍っていました。
湯ノ湖から流れる湯川。
水のやさしい気配、静かな光の移ろいは、
心の底から落ち着きを与えてくれます。
最後は戦場ヶ原。
土砂が流れ込み、湿地帯が樹林帯へと
姿を変えようとしている狭間の風景。
風景が変わると
ボクらの興味も変わります。
参加してくれたご夫婦は湯元温泉に宿泊。
そのホテルの日帰り温泉で汗を流させてもらって、
バス待ちの間に、あんよの湯でのんびり・・・
するには、ちょっと湯温高めで慣れるまで時間が必要でした。
日光、よいところでした。
中禅寺湖湖畔にはヨガをするには最高な場所をたくさん見つけたので、
今度は寒くなる前の秋に、
ヨガ中心で、ランチもしっかり楽しめるツアー・イベントを開催します。
では、また山で会いましょう!