『ちょい山CLUB』

アウトドアのフリーランスライター、編集者で、低山ハイクとヨガをMIXしたツアー・イベント『ちょい山CLUB』の主宰のPONCHOの日記

登山をはじめたい、ひとりで登るのは不安 ・・・という山好き初心者を対象にした、首都圏近郊の低山歩きとヨガをMIXしたツアー・イベントです。 初心者の方を事前準備からサポートし、登ってみたいと思っていた山に一緒に登り、見たことのない風景、木々や山々との一体感を味わえる、ツアー・イベントを提供しています。 参加申込後、山歩きで揃えるべき基本的なウエアや道具、今持っている道具は使えるの? など、選び方の基本やアイテムの解説・リストをお教えする【お買い物相談】の特典が付きます! ひとりでは楽しめないと思っていた山を『ちょい山CLUB』で存分に楽しんで下さい!

2020年4月11日(土)浅間嶺ハイクレポート

案内人のPONCHOです。

 

昨日、女性3名とヨガ講師のCHIKAKOの5名で
東京西部・檜原村の浅間嶺へとハイクしてきました。

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浅間嶺へは、毎年4月の恒例ハイク。
近場、無名のこの山は、わざわざツアーで行く山ではないと思われているのか、
ちょい山で参加者を募集しても、毎回参加者ゼロが続いた不人気の山です。

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でも、私はこの山の、人が暮らす里から、自然の色合いが濃くなる里山へ、
人が自然に折り合いをつけながら共存していこうといている雰囲気が
たまらなく好きなんです。

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車道の間を縫う、民家と民家をつなぐつづら折れの細道。
その道端には、レンギョウニリンソウスイセンムスカリツツジ、スミレ、ヤマブキ・・・。春の彩りに、本当にココロが躍ります。

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そして浅間嶺ハイクの目的は、この物干し台のシダレザクラです。
今年はサクラの開花、満開が早かったので、美しい姿を見ることを
諦めていたのですが、ちょうど満開! しかも透き通る青空の下で!!

私は10年以上、このシダレザクラに会いに来ていますが、
これだけ完璧な姿を見られたのは初めてです。

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シダレザクラが満開の頃は、まだ新緑には早いのですが、
今年はサクラと新緑が同時期になる不思議な光景に包まれました。

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なんでもない、青葉の頃の風景です。
でも、この日のような青葉の景色と出合えるのは、本当に稀です。

清冽な湧水のようにキラキラと輝き、湧き出る新緑。

なぜこの最高のタイミングにココにいることができるのか?

そんなことを考える時、私はこの自然に認められたのかもしれないと思うのです。

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そして、自然は私になにを贈っているのかを想像します。

 

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 ザワザワとした世の中だからこそ、
自分自身の内側にあるはずの、やさしさに気が付こう。

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美しい風景を美しいと思えることは、当たり前ではありません。
美しい風景を美しいと思えるには、その美しさを受け取る用意が必要だと思います。

でも、用意ってなんでしょう? 

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例えば今回のハイクの下山口の人里のバス停。
ココのシダレザクラは、檜原村でも人気の観光スポットです。

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このシダレザクラを見に来た多くの人たちは、
バス停の正面に立った場所から、誰かがこのシダレザクラを紹介した方向から、
このシダレザクラを見るんです。
自分が今立っている場所は、正しい場所なのかを確認するように。

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 でも、バス停という人の暮らしの中にある、このシダレザクラの風景は多面体です。
正面なんてないんです。

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 見るという行動を、知っていることを確認することだけに限定しなければ、
私たちは自由な想像力に満ちるはずなんです。

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それが、発見です。

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 自分の目を、見たいものに限定しないこと。
それが、やさしさです。

春の風景が教えてくれているのは、そんなことなんじゃないかと思っています。

 

それでは皆さん、またどこかの山で会いましょう!

 

【募集締切】2021年4月10日(土) 奥多摩・浅間嶺 春を感じる花見ハイク&陽だまりヨガ

 

来月4月10日(土)に、これまでちょい山CLUBとChikakoのヨガクラスに参加された方限定で、ハイク&ヨガのイベントを開催いたします。

 

今回も歩くのは、その昔、奥多摩の最奥の村・檜原村と五日市を繋ぐ交易の昔道です。

最初と最後は急ですが、春の風景を写真でも撮りながらゆっくり進むので心配ありません。一度登り切れば、アップダウンも少なく平坦です。

ヨガは、休憩時にカラダを休め、後半の行程に備えてリフレッシュする目的です。ヨガをやったことがなくても、カラダが固くても問題ありません。

春の山のエネルギーにあふれた空気をカラダにいっぱい取り込みましょう。

 

 

登り途中の集落に咲く見事な枝垂桜

 

可憐なカタクリ

 

◆日時:2021年4月10日(土)

◆場所:奥多摩 浅間嶺

◆集合:8:00 JR五日市線 武蔵五日市駅(8:10のバスに乗ります)

◆対象者:登山をはじめたい、ひとりで登るのは不安・・・という登山初心者さん

◆定員:6名(最少催行3名)

◆ツアー・イベント料金:8,000円(コーディネート&イベント代、ヨガレッスン代、お買い物相談代、1日山岳保険料)

※交通費、飲食代、温泉代等は各自負担となります

 

◆行程:武蔵五日市駅から路線バスにて払沢の滝下車。払沢の滝、田舎道を登り、浅間嶺付近の陽だまりでヨガ30分、昼食。

稜線を歩いて、数馬という集落に下りて、温泉、入浴後に路線バスにて武蔵五日市駅へ。解散

 

◆アクセス例

▼行き

06:46  新宿駅発 中央線 特別快速 ホリデー快速あきがわ1号 武蔵五日市行 

07:55  武蔵五日市駅着 820円

08:10  武蔵五日市駅(バス)発 急行[武蔵五日市駅~都民の森] 都民の森行 

08:27  本宿役場前(バス)着 430円

   徒歩 1.0 km (18 分)

08:44  払沢の滝

10:00 峠の茶屋

12:00 浅間嶺 ヨガ&ランチ トイレあり

13:00 浅間嶺発

    人里峠

15:50 数馬の湯着 解散

 

▼帰り

16:54(17:30) 檜原温泉センター 数馬の湯

16:56(17:32) 温泉センター バス乗車

17:53(18:24) 武蔵五日市駅着 960円

※温泉に入らない方は16:08分温泉センター発、17:00武蔵五日市駅着のバスがあります。

 

◆参加条件:レインウエア上下、ヘッドライト、バックパック(リュックサック)、フリースやダウンや化繊の防寒着、寒がりな方は手袋も。

 

◆装備:トレッキングシューズ、化繊のアンダーウエアー(コットンのTシャツはNG)。飲み水(1ℓ)、チョコやお菓子の行動食。小休止の際にも簡単に食べられるおにぎりやサンドイッチ。

ランチの時間が長くはないので、小休止の際にも簡単に食べられる、おにぎりやサンドイッチ、カップ麺等、簡単なものがよいです。
※当日はストーブで湯を沸かせるようにします。カップ麺やスープ、コーヒー等を召し上がりたい方は、ご利用ください。水は用意します。

 

◆予約:予約・お問合せ よりお申込みください。

 

 

◆お買い物相談とは?

ちょい山CLUBは、これから登山をはじめたい初心者さんに山を好きになってもらいたいので、一番の悩みどころの道具選びについて、メールのやりとりで、『お買い物相談』にのります。こうでなければ、いけない・・・という道具選びではなく、これでも、いい。こうしたものも、使える。この色がキレイなのはこのブランド。手持ちのアイテムに追加するのにぴったりのモノ・・・等々、どんな相談にもわかりやすく、お答えします。相談スタートはツアー・イベント料金の振込確認後翌日から、ツアー開催の前日までの受付となります。

 

◆雨天の場合:森歩きとなり、木々が雨を弱めてくれるので、小雨でもツアーは決行します。

  

登山をはじめたい、ひとりで登るのは不安・・・という山好き初心者さんのご参加をお待ちしております。

 

ちょい山CLUBホームページ

 

 

払沢の滝に向かう途中にある山の郵便局 

 

 払沢の滝

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里山の春は豊か

 

 道祖神やお地蔵様も、このコースは見もの

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2020年11月14日(土)伊豆大島・三原山ハイク・レポート

案内人のPONCHOです。

今回はちょい山CLUB発の離島でのイベント。

伊豆大島三原山ハイクレポートです。

 

前泊して参加、イベント後に後泊、そして前日フェリー発大島早朝着で午後2時35分出港の高速船で帰京する0泊2日の弾丸組と、それぞれの都合に合わせて、全5名が参加してくれました!

 

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大型客船あぜりあ丸が大島・岡田港に到着した時間は、6時。
雲ひとつない空は朝焼けして、朱色と濃紺のグラデーション。

その美しさは、大島に歓迎されている気分です。

 

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三原山山頂の少し手前、大島温泉ホテルからスタート。

すぐに樹海と呼ばれる森歩き。
伊豆の天城山になるアセビに似た木々のトンネル。
伊豆大島のすぐ隣は伊豆半島、植生が似ています。

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そしてトンネルを抜けると、朝陽を受けたススキ野原です。
多くのススキ野原は観光客で混雑していますが、
早朝ということもあって、この美しさを私たちだけで満喫できました。

 

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 そしてススキ野原の向こうには、凛とした青い空の衣を纏った三原山です。
しかし「あそこに登るんですよね? 随分遠くないですか?」
という不安の声が聞こえてきました・・・。

 

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歩く程に、景色は次々と変化していきます。
ココ三原山は、島の中心部にギュッと大地の変化が詰め込まれています。

 

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ススキ野原の中に、溶岩の奇岩群が現われてました。

光と影、破壊と再生、諸行無常・・・。

なにかが現われるまでの、ほんのひととき。

地球、または宇宙の途方もない時空の流れを想えば、

私たちも、この自然も、ほんのひとときを表現するものなのです。

 

 

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ススキの穂のキラキラと

吹き抜ける風の間を

私たちの笑顔が揺れていました。

 

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空と大地と海。
美しさに抱かれるシアワセ。

 

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小さな島の中で、星を意識する瞬間が続きました。
私たちが暮らすトーキョーのすぐ傍に
私たちが忘れてしまった
しかしとても大事な感覚がありました。

 

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高度を上げていくと、 遂に噴火口が見えてきました。
1986年の噴火以降も、この火山はまだまだ活動を続けているのです。

 

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トレイル脇に水蒸気が上がっている場所が。
そっと触ってみると、ほんのり、あたたかい。
温泉のようです。
生きている地球を、触れて確かめられます。

 

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 そして噴煙が上がるすぐ上を、歩けます。
お願いだから、今噴火するのだけはやめてね・・・
そう思いながら、進みました。

 

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内輪山の上を歩けば
相模灘の向こうに伊豆半島、富士山、丹沢、房総半島を見渡せます。
そして遠くには南アルプスの山並みも!

特に海越しに見る富士山の姿は新鮮。
海の広がりのせいか、なんだか少し小さく、低く見えます。

 

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地球内部のエネルギーが放出される火口。

そこはやはり時の流れが、麓や街とは違います。

エネルギーを放出しているはずなのに

私たちのちっぽけな悩みや邪念を

吸い込んでいるようにも思えます。

ただそばに立つだけで

気分がキレイさっぱりしてくるから、不思議です。

 

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さぁ、今度は砂漠へと下ります。

PONCHOが道を間違えて、少し遠回りしましたが・・・。

 

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大島は『ジオパーク』という名前が付いていますが、まさにジオラマ的。
少し移動すると、まるで違う風景が待っています。

 

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ココは幻の池。等間隔に並べられたような石と岩。
意志があるような、自然の造形。
不規則な規則性。
私たちが心地よいと感じる距離感。

 

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地球を感じる大きな時間の流れが、目の前に広がっていました。
広い視野は、遠い目線を生み、今なぜココにいて、これからどこへ向かうべきか、
ぼんやりと考えるきっかけを与えてくれたようです。

私の場合なら、もっと多くの風景を見なければならない!

 

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私たちは美しい景色の一部でした。

 

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私たちは光の波のなかを泳いでいたのでした。

 

 

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私たちは感じることを改めて学びました。

 

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私たちは地球のエネルギーを間違いなく取り込みました。しかも、強く!

 

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街に下りてきて驚いたのは、
街に流れている時間と
自分の中の流れている時間が
すっかり違っていたことでした。
ジンセイが変わるかどうかなんてわかりません。
でも、今回の山旅で、私たちにとって大事なものはなにか。
それが、これまでよりくっきりしたことは確かだと思います。

 

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また、どこかの山で、素晴らしい時間を共有しましょう!!