『ちょい山CLUB』

低山ハイクとヨガをMIXしたツアー・イベント『ちょい山CLUB』の主宰ライター・ポンチョの日記

登山をはじめたい、ひとりで登るのは不安 ・・・という山好き初心者を対象にした、首都圏近郊の低山歩きとヨガをMIXしたツアー・イベントです。 初心者の方を事前準備からサポートし、登ってみたいと思っていた山に一緒に登り、見たことのない風景、木々や山々との一体感を味わえる、ツアー・イベントを提供しています。 参加申込後、山歩きで揃えるべき基本的なウエアや道具、今持っている道具は使えるの? など、選び方の基本やアイテムの解説・リストをお教えする【お買い物相談】の特典が付きます! ひとりでは楽しめないと思っていた山を『ちょい山CLUB』で存分に楽しんで下さい!

湯沸かしについて

案内人のPONCHOです。

 先日のハイク中に参加者さんに言われたこと。

「ちょい山はストーブと水を用意してくれ、お湯を沸かしてくれるのがありがたい。

他のツアーでは、そんなことをしてくれるところはない。登山に不安がある人は少しでも荷物を減らして軽くしたいから、助かる」

 

 これまで、まったく意識したことがありませんでしたが、ランチ時にお湯を沸かすことは、皆さんに好評みたいです。

 寒い山で、ビギナーさんたちはストーブを持っていないだろうから、代わりに湯沸かしして、少しでも温かくなってもらおうと始めたことです。

また暑い夏に水が無くなってしまって体調を崩すことがないように、人数分の余分な水を常に背負っていっています。

 

 それと、こんなことも言われました。

「あぁ、そろそろ疲れたなぁというタイミングで、小休憩が入る」。

最終バスに乗り遅れそうなときなどは、そうもいかないことがありますが、基本的に登山地図などに書かれているコースタイムよりもゆっくりな足取りでハイクをしています。ボクの想定よりも、さらに遅いこともありますが、その際にはハイク終了予定時間が遅れることを伝えて、急ぐことのないようにしています。

 なぜなら、スケジュールを守ることに追われて、焦って山道を歩くと、疲労が増すだけでなく、ケガをする可能性が高まるからです。

 参加メンバーによっては、スピードの違いが大きく出てしまうこともありますが、その際は、ゆっくり進む人にペースを合わせてもらいます。ツアーイベントですが、同じ山を登るチームでもあるので、理解してもらっています。

 

 ところで、小休憩を入れるタイミングは、前半は登り貴重なので一定の時間が経過するごとに、後半は参加メンバーの表情や呼吸、足取りを見ながら、決めています。

 

 ちょい山CLUBでは、体調を崩したら、またはケガをしたらどう対応するか? ということ以上に、全員が元気に、疲れても山を登ってよかったと思えってもらえるように、スケジューリングしています。

 ひとりでのハイクではちょっと不安な行程や、逆に頑張りすぎて、もう山はいいや・・・なんてことにならないように参加メンバーをサポートすることを大切にしているので、無理をしがちな大人数でのハイクではなく、それぞれがそれぞれに楽しめる少人数でハイクをしています。

 

では、またどこかの山で会いましょう!

 

f:id:cyoiyamaclub:20180511173110j:plain

2018年5月3日 奈良倉山ハイク&ヨガ@山梨 レポート

案内人のPONCHOです。

GWの3日に開催した奈良倉山ハイク&ヨガのレポートです。

3月、4月と悪天候でイベントを中止したので、久しぶりの開催。

この日も朝まで雨。天気予報は沿岸部強風と言ってましたが、

奈良倉山のある奥多摩付近は、ハイクを始める時間には雨が止んで

風も強くならないだろうと天気図から判断して開催決定。

JR中央本線上野原駅に到着したときには

穏やかな晴れ模様となりました。

 

ところで昨年まで北口にあった小さなバスロータリーは

この4月から南口の広々としたロータリーに移転。

乗客を案内して、行き先ごとに割引券や手書きの登山地図を配っていた

おじさんもいなくなってしまっていたのは、ちょっと残念・・・。

合理化とともに昭和な風景が、ここでも消滅してしまいました。

 

夜中にかけて強く降る雨予報だったことから

参加者さんからはドロドロの登山道になっていたら不安・・・

とのお問い合わせをいただきましたが、ココは落ち葉の森。

天然のスポンジが雨を吸い込むからドロドロになることはないですと返信。

実際、落ち葉を掘れば濡れていましたが、ドロドロの道はまったくなく、

「山によって違うんですね」と安心の声をもらいました。

f:id:cyoiyamaclub:20180508125256j:plain

 

奈良倉山山頂。ここまでの1時間ちょっとが急な登り。

雲がなければキレイに富士山が見えるところ。
今回は薄い雲にかすんだ富士山。

 

富士山はかすんでいましたが、

朝までの雨、それと平年よりも早い季節の進みは

萌える新緑の豊潤さを見せてくれました。

 

この山は紅葉も見事ですが、

新緑も燦爛で、全身に生命力を注いでくれます。

 

どこまでも広がる景色は胸がすく思いにさせてくれますが、

切り取られた小さな景色は、この一瞬の大切さを感じさせてくれます。

 

戦国時代、織田軍から逃げる武田軍の松姫が通ったという松姫峠からの登り。

この付近から大菩薩嶺まで続く牛ノ寝と呼ばれる稜線付近は、

大木が多く残っている森。

本当に美しい森なのですが、しかもGWなのですが、

すれ違ったのはトレイルランナーひとりのみ。

 

ちょい山CLUB参加者しかいない森のなかで、タオヨガ。

新緑のピークのなかで、シャバーサナ。

今回は木の幹に寄りかかって、より強く自然を感じ、

カラダのなかを巡るエネルギーに意識を集中させました。

f:id:cyoiyamaclub:20180508125204j:plain

 

山をハイクしているだけでは見逃してしまう風景も、

ヨガをすることでゆっくりとカラダに浸透させることができます。

 

終わりとも思えるけれど、

ゆっくりと進んでいる、

またはちょっと休んでいるだけかもしれない。

前へ前へとひたすらに進むだけが

時間の使い方ではないと教えてくれている光景。

 

これは、自然の造形?

それともクマの足跡?

f:id:cyoiyamaclub:20180508140025j:plain

 

シカやイノシシの痕跡が多く残る森には
春から夏へと季節が向かう喜びに喚起する

さまざまな鳥たちの唄が木霊していました。

f:id:cyoiyamaclub:20180508125528j:plain

 

そして樹齢600~700年といわれるトチの木。

 

今回はじめてわかったのは、

トチの木の葉とホウの木の葉が

よく似ていること。

植物を勉強している人なら当たり前のことかもしれませんが、

山を歩きながら、少しずつ覚え、しかしすぐ忘れ、

でも、なんだったっけ? とまた調べて思い出し・・・。

そんなことを繰り返しながら、本当に少しずつ知識が増えてきています。

 

山から染み出した水が集まり、

流れが見えてくると、もう少しで里へ出ます。

 

清冽な水を利用したワサビ田。

山を美しく保つことで、

その恵みをニンゲンは、いただいている。
人の手が入らなくなり、山が荒廃するといいますが、

それはニンゲンが上手に利用できなくなったということでもある。

利用するというのは、山を歩いたり、走ったりということも含まれる。

ボクらハイカーも、山を美しく保つことを考え、

その恵みをいただいていることを、意識したい。

 

ちょい山CLUBでは、4回目の奈良倉山ハイク&ヨガ。
春と秋、そしてそれぞれの年の春、秋、

訪れる度に違った美しさを見せてくれます。

次は今年の秋。

今度はどんな風景を見せてもらえるのか、今から楽しみです。

それでは、また、どこかの山で会いましょう!

 

【募集締切】5月19日(土) 奥日光・湯元温泉~刈込湖・切込湖~光徳温泉 奥山にひっそり佇む静寂の湖と草原ヨガ

登山初心者向け案内人 お買い物相談付きツアー・イベントを開催する ちょい山CLUBでヨガ担当 Chikakoです。

急遽、5月19日の行先を奥日光・湯元温泉~刈込湖・切込湖~光徳温泉へ変更させていただきます。

ひっそり佇む静寂の湖の周辺を歩きます&草原でヨガをします。

毎年冬にスノーシューを開催している場所でもあり、

季節ごとにまったく違った景色を見せてくれます。

冬のスノーシューに興味がある方は、景色の違いを知る第一歩として、

初夏の景色を見ておくのも、あり! です。

道路や街から離れているので、低山ですが自然の音だけに包まれながら

のんびりとハイクすることができます。

 

下記のスライドショーは、2016年夏に訪れた時の模様です。

静かな低山ハイクとタオヨガをMixしたツアーイベント『ちょい山CLUB』の奥日光・刈込湖・切込湖ハイクのmovieです。#cyoiyamaclub #calm #hiking #nikko #ちょい山CLUB #静寂 #ハイキング #日光

 

写真ですと、こんな風景の場所です。

f:id:cyoiyamaclub:20180506112651j:plain

f:id:cyoiyamaclub:20180506112618j:plain

f:id:cyoiyamaclub:20180506112736j:plain

f:id:cyoiyamaclub:20180506112905j:plain

 

◆概要

中禅寺湖よりさらに奥、湯元温泉という静かな温泉場を出発。

さらに奥の山の苔むした森を歩き、静寂に満ちた刈込湖湖畔でランチ。

少し奥の涸沼と呼ばれる草原脇でヨガ。

ゴールの光徳牧場でソフトクリーム&光徳温泉で日帰り入浴。

 

最初に急な登りがある以外は、ゆるやかにアップダウンを繰り返すコースで、かなり歩きやすいです。

 

刈込湖は、周囲の緑を映し、天気がよければエメラルドグリーンとスカイブルーの湖面が、心に静寂を与えてくれるでしょう。また周囲の岩の隙間の奥にはヒカリゴケを見ることができるかもしれません。

 

途中の草原か、ハイカーが少なければ湖畔の平らな場所でタオ・ヨガを行います。

涸沼から光徳牧場までは、白樺の森。高原らしい風景が待っています。

 

急な登りを延々歩いて山頂にたどり着く登山とは正反対。山頂はなく、開けた景色もなし。でも森歩き、自然の不思議、移り変わり風景を楽しめる、登山ビギナーにおすすめの、まさにちょい山なコースです。

 

日光では人気の戦場ヶ原や日光・白根山男体山に比べれば、

はるかにハイカーの数は少ないです。

 

 

◆日時:2018年5月19日(土)

◆場所:奥日光・湯元温泉~刈込湖・切込湖~光徳温泉

集合:8時25分 東武日光駅 改札

※PONCHO、CHIKAKOは、6:01東京スカイツリー駅発区間急行に乗ります。

※遅刻の場合は、アクセスの都合上、どうしても変更ができません。その時点で不参加とさせて頂きます。


◆対象者:登山をはじめたい、ひとりで登るのは不安・・・という登山初心者さん。山頂を目指すだけではない山歩きを楽しみたい方。

◆定員:6名(最少催行1名)

◆ツアー・イベント料金:8,000円(コーディネート&イベント代、ヨガレッスン代、お買い物相談代、1日山岳保険料含む、グラノーラのプレゼント付き)

東武日光駅日光湯元温泉までの交通費、入浴代、飲食代等は各自負担

◆スケジュール

05:58 浅草駅発 東武スカイツリーライン区間急行・南栗橋駅行き

※我々PONCHOとCHIKAKOは、東京スカイツリー駅か北千住駅から乗車します。

07:01 南栗橋駅着 

07:02 南栗橋駅発 東武日光線急行・東武日光行き

08:16 東武日光駅

08:40 東武日光駅発 バス移動

10:02 日光湯元温泉着 ※トイレ等準備

 

※特急利用の場合の方は、浅草から1本です! 停車駅はとうきょうスカイツリー駅北千住駅春日部駅栃木駅新鹿沼駅、下今市駅東武日光駅です。
途中、乗車も可能。

06:30 浅草駅発 リバティけごん1号・東武日光駅行き

08:22 東武日光駅

※指定席別途1440円

 

◆ハイクスケジュール

10:30 日光湯元温泉スタート

11:30 小峠

12:00 刈込湖着 ランチ。もしハイカーで混んでいたら、先の涸沼まで移動

12:45 刈込湖発

13:40 涸沼 草原ヨガ ※天候状況に応じて中止となる場合があります。

14:15 涸沼発

15:45 光徳温泉

※日帰り入浴・・ハイ・シーズンなので、混んでるかもしれません。バスの時間も迫っているので、混雑時は入浴を諦める可能性もあります。

※入浴料金:1000円(タオル付)

 

◆帰路スケジュール

16:30 光徳温泉発 徒歩1.7キロ

17:03 光徳入口 バス移動

18:03 東武日光駅

※温泉に入らない方は、光徳温泉より東武日光駅直通バスで、早く帰れます。

15:57 光徳温泉

17:01 東武日光駅

17:27 東武日光駅発 特急けごん44号浅草行き ※指定席別途1440円

19:15 浅草駅着

  

入浴後は特急で! 乗換1回で浅草まで

18:39 東武日光駅東武日光線南栗橋駅行き

18:48 下今市駅

18:57 下今市駅発 特急きぬ146号乗車 ※指定席別途1440円

20:45 浅草駅着

 

日光フリーパスというチケットがあり、特急料金(例下今市~浅草駅は1440円)は別ですが、東武線乗車料金、湯元温泉までのバス往復料金も含めて、浅草から乗り用で4520円です。東武線で往復する方は、このフリーパス利用がお得です。

 

◆参加条件:レインウエア上下、トレッキング・シューズ、ヘッドライト、フリースやダウンや化繊の防寒着、バックパック(リュックサック)を必ず装備してください。

体力温存のためにトレッキングポールをお持ちの方は、持参ください。

先着2名様までは、貸出も可能です。


◆装備:水(最低でも1リットル)、チョコやお菓子等の行動食。ランチの時間が長くはないので、小休止の際にも簡単に食べられる、おにぎりやサンドイッチと簡単なおかずがよいです。

眩しいのが苦手な方はサングラス、寒がりな方は手袋も用意してください。
※当日はストーブで湯を沸かせるようにします。カップ麺やスープ、コーヒー等を召し上がりたい方は、ご利用ください。水はちょい山CLUBで用意します。

 

◆お買い物相談とは?

装備するウエアや道具選びに迷い解消のため、アウトドアや登山雑誌で執筆、スタリングしてきた経験を活かし、案内人 PONCHO/志田がメールでご相談にのります! 欲しいアイテムに合わせて、こんなウエアや道具がオススメという解説つきのリスト等も返事します。相談はツアー料金振込確認後、翌日からツアー開催前日までです。

 

◆雨天の場合:森歩きとなり、木々が雨を弱めてくれるので、小雨でもツアーは決行します。

 登山をはじめたい、ひとりで山を登るのは不安・・・

という山好き初心者さんのご参加お待ちしております。

お気軽にお問い合わせください。

 

◆予約・お問い合わせ
 cyoiyama.club@gmail.com

 

 

cyoiyamaclub.wixsite.com