『ちょい山CLUB』

低山ハイクとヨガをMIXしたツアー・イベント『ちょい山CLUB』の主宰ライター・ポンチョの日記

登山をはじめたい、ひとりで登るのは不安 ・・・という山好き初心者を対象にした、首都圏近郊の低山歩きとヨガをMIXしたツアー・イベントです。 初心者の方を事前準備からサポートし、登ってみたいと思っていた山に一緒に登り、見たことのない風景、木々や山々との一体感を味わえる、ツアー・イベントを提供しています。 参加申込後、山歩きで揃えるべき基本的なウエアや道具、今持っている道具は使えるの? など、選び方の基本やアイテムの解説・リストをお教えする【お買い物相談】の特典が付きます! ひとりでは楽しめないと思っていた山を『ちょい山CLUB』で存分に楽しんで下さい!

2020年9月5日(土)奥日光ハイク・レポート

案内のPONCHOです。

天気予報は15時から雨。
つまりそれまではなんとか大丈夫そうだということで、
奥日光ハイク、ご夫婦1組、女性2名、妻CHIKAKO、私の6名で行ってきました。

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スタート時点は、周囲の山に少し雲があるものの青空。

しかし、竜頭の滝から中禅寺湖畔のトレイルに向かう途中に問題発生。
なんと9月18日まで歩道の工事で通行止めの看板・・・。
その歩道からやってきた男性から、「工事中だけど通ってきたよ」と言われて
向かってみたものの、工事関係者に「通れません!」と言われ急遽コース変更。

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竜頭の滝上から標高1667mの高山を目指すルートへ。
標高差は約300mとそれ程大変ではありませんが、当初予定して中禅寺湖畔のトレイルはほとんど登りがないので、参加者の皆さんの気持ちの準備が整っていない状況・・・。

 

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今日は「のんびりハイク」と思っていたところで、この九十九折れの急登は、ちょっと厳しかったようです。

 

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でも、盛夏を過ぎた奥日光の森は、下界の街に比べれば暑さも優しく、緑に彩られた空間は、心地よさに満ちていました。

 

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少しずつ標高を上げていくと、南側に中禅寺湖。本当は透明な湖畔でヨガの予定でしたが、この日はそこへ下りることもできないので、またの機会の楽しみになりました。

 

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北側を望める場所からは、この後に歩く、戦場ヶ原と小田代原の風景が見えました。

 

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光も透明で、とてもキレイです。

 

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秋の気配も感じられました。私はキノコに詳しくありませんが、これはベニテングタケという毒キノコかな? 見るだけなので、ビジュアルのかわいらしさを楽しめます。

 

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何度かニセピークがあり、「またダマされた~」と苦情を受け、「地図には出ていないアップダウンなんです」と言い訳を繰り返し、正午ちょっと前に高山山頂に到着。ココまでちょっと大変でしたが、山頂に立てば、皆さん笑顔! 

「ちょい山CLUBでは珍しく、山頂でランチ。Nさんの旦那さんの「遠足みたいだ!」の言葉に、さらに皆さん笑顔になりました。

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ところで参加者のY子さんが背負っていたバックパックは、ご両親から譲り受けたフランスの登山ブランド『ミレー』。恐らく90年代のもの。アウトドアの道具は長く使えるのが、よさ。新しいモノも様々な改良が施され、もちろんよいですが、気に入ったものを大事に長く使い続けることも、アウトドア、登山を趣味にする人の楽しみです。

 

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さて、山は登った後は下りです。お天気もまだよかったのですが・・・。

 

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樹間から見える空に、怪しい雲が湧いてきました。お天気アプリで調べてみると、予想ではこの雲はコチラに来ないはずが・・・。

 

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下りきったところで、通り雨。しかも、森の中は風もなくかなりムシムシ。

 

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Nさんの旦那さんは、「汗でビショビショになるから」とレインウエアを着ず、折りたたみ傘派。低山の森歩きであれば、高山の稜線のように風にあおられる可能性も低いので、これもアリです。

ちなみに、私は小雨程度なら濡れてしまえ派。同じく汗で濡れるのも、雨に濡れるのも同じという考え。他の女性参加者は、レインウエアのジャケットのみ着用。雨に濡れて冷えるのを防ぎました。

みんな同じでなくていいのです。それぞれの体感、考えで、それぞれの選択があるのです。

 

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間もなく、雨は通り過ぎ、森の中は晴れている時とは違う、少しボンヤリとした美しさに包まれました。

 

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そして濡れた笹の葉はほのかに光を反射させ、雨上がりのキラキラがやってきました。

 

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雨が過ぎ去ると、トレイルはシラカバの森に。歩みを進めるほどに変わっていく風景。

 

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さらに進むと下草がシダに変わりました。少し、森の香りも瑞々しさが増した気がしました。

 

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森歩きの次に待っていたのは、小田代原の草原歩き。

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草原に見られたのはホザキシモツケ。見頃は過ぎていましたが、ワレモコウやキツリフネハクサンフウロの花も見られました。

 

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草原から再び森へ。奥日光は、植生の変化が、本当に楽しい場所です。

 

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木道には雨に打たれて落ちた葉っぱが増えてきました。この自然のパッチワークも、もう少しすれば、紅葉のパッチワークとなるのでしょう。

 

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 木道脇には、夏の終わりを告げる、線香花火。

自然の中は、キョロキョロすればするだけ、色々な宝物を見つけられます。

 

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苔好きのCHIKAKOも、宝箱を発見した模様です。

 

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見つけたのは、倒木の上の小さな小さな森だったようです。

雨を受けた後で、イキイキしています。

 

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森は再び、キラキラに満ちた空間になってきました。

 

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あぁ、なんてキモチがいいんだろう~なんて、話していたら、この直後に土砂降りにやられました。

トレイルは小川のようになり、全員、トレッキングシューズの中までグチャグチャ。
天気予報は15時から雨予報でしたが、正確過ぎます・・・。

 

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30分程降り続いた土砂降りの雨は、ゴールの竜頭の滝に到着すると上がりました。

今回は、通行止め、予想外の急登、光に溢れた森、心地いい草原、そして滝に辿り着く前の滝雨と、いつも以上に色々なことを体験でしたハイクでした。

参加者の皆さんは、最後の土砂降りも心折れずに楽しんでくれたようで、ありがとうございました。

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次回は10月下旬、紅葉の大菩薩峠です。
今度は、のんびりハイクになるはず。参加お待ちしております!

ちょい山CLUBホームページ

 

【募集締切】2020年9月5日(土)日光・中禅寺湖~小田代ヶ原~湯ノ湖 避暑トレッキング&湖畔ヨガ

案内人のPONCHOです。

 

来月9月5日(土)に、これまでちょい山CLUBとヨガチカに参加された方限定で、

久しぶりにハイク&ヨガのイベントを開催いたします。

 

今回は、昨夏も訪れた日光・中禅寺湖畔、小田代ヶ原のハイクです。

元々、ハイカーや観光客の少ない場所を選んで訪れているちょい山CLUBですが、

中禅寺湖畔もその代表的なコースです。

しかも中禅寺湖畔には、透明な水辺、清々しい空気、爽やかな森を堪能できる、
ちょっと秘密の場所があります。

そこでヨガとランチをする時間は、最高に心地よい体験になるはずです。

 ヨガの場所から少し歩いて千手ヶ浜。

そこからは、低公害バスに乗って小田代ヶ原へ移動の予定。

しかしゴール地点次第では、ヨガの場所から山を1時間ちょっと登って
小田代ヶ原に向かうことも考えています。

 
小田代ヶ原は戦場ヶ原と並ぶ湿原&草原です。

そこからゴール地点へ。

湯ノ湖まで行くか、光徳牧場へ行くか、

または竜頭の滝方面へと行くかは、参加者の状況、

そこまで掛かった時間によって決定いたします。

 

ちなみに湯ノ湖をゴールとした場合は、

そのまま日帰り温泉にも立ち寄れます。

しかし、昨今の状況で温泉施設には立ち寄りたくない方は、

そこで解散。

各位、バスにて東武日光駅へ向かってください。

 

さて中禅寺湖畔は、こんな雰囲気です。

静けさ涼しさ心地よさ自然がくれた贈り物#ハイキング #アウトドア #ヨガ #写真 #ポエム #音を出して聞いてね #hiking #outdoor #yoga #photo #poem

 

初めは中禅寺湖を見下ろすトレイルから。

 

ヨガとランチは、静かなこの浜で。

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小田代ヶ原は、ハイカーに人気の戦場ヶ原よりも静かです。

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こんな自然のままの流れが美しい、湯川の傍らも進みます。

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【イベント詳細】

◆日時:2020年9月5日(土)

◆場所:奥日光・竜頭の滝~中禅寺湖~小田代ヶ原 ⇒湯ノ湖または光徳牧場または竜頭の滝

集合:8時25分 東武日光駅 改札

※遅刻の場合は、アクセスの都合上、どうしても変更ができません。その時点で不参加とさせて頂きます。


◆対象者:登山をはじめたい、ひとりで登るのは不安・・・という登山初心者さん。山頂を目指すだけではない山歩きを楽しみたい方。
これまでちょい山CLUBとヨガチカに参加された方限定となります!

◆定員:6名(最少催行1名)

◆ツアー・イベント料金:5,000円(コーディネート&イベント代、ヨガレッスン代、お買い物相談代、1日山岳保険料含む)

東武日光駅日光湯元温泉の往復交通費、入浴代、飲食代等は各自負担です

◆スケジュール

東武日光駅までは各位、下記の電車のいずれかで間に合うようにお越し下さい。 

※普通電車

08:17 東武日光駅

※特急(別途特急料金必要)リバティけごん1号・東武日光駅行き

08:23 東武日光駅

 

◎リバティけごん1号・東武日光駅行き時刻表

06:30 浅草駅発 

06:42 北千住発

08:23 東武日光駅

※特急指定席別途1470円 

 ※特急利用の場合の方は、東武日光駅まで乗換なしです! 

停車駅はとうきょうスカイツリー駅北千住駅春日部駅栃木駅新鹿沼駅下今市駅東武日光駅です。
途中、乗車も可能。

※乗車券は日光フリーパスというチケットがあり、特急料金(例下今市~浅草駅は1470円)は別ですが、東武線乗車料金、湯元温泉までのバス往復料金も含めて、浅草から乗り用で4610円です。

東武線で往復する方は、このフリーパス利用がお得です。駅の窓口で購入できます。

詳しくは下記にて

まるごと日光 東武フリーパス | お得なきっぷ | 東武鉄道公式サイト

 

東武日光駅からはバス利用 上記の日光フリーパスで乗車できます!

08:45 東武日光駅発 バス移動

09:46 竜頭の滝着 ※トイレ等準備

 

 

 

◆ハイクスケジュール

10:00 竜頭の滝スタート

11:00 熊窪付近の浜

      ヨガ30~40分+ランチ30分

12:20 熊窪発 

12:45 千手ヶ浜 低公害バス乗車 300円

13:02 小田代ヶ原着

14:00 小田代橋

※以降は湯ノ湖をゴールとした場合

15:30 湯ノ湖畔着

※日帰り入浴

※入浴料金:1000円くらい(タオル付)

 

◆帰路スケジュール 

光徳牧場、竜頭の滝をゴールした場合も

下記の日帰り入浴しない方が乗車予定のバス、電車に間に合うようにします。

※日帰り入浴しない方

15:45 湯元温泉発のバス乗車

15:57 光徳温泉

16:06 竜頭の滝

17:01 東武日光駅

17:23 東武日光駅・始発 特急けごん44号(特急料金別途必要)

19:02 北千住駅

 

※日帰り入浴する方

17:20 湯元温泉発のバス乗車

18:28 東武日光駅

19:07 東武日光駅発 下今市行き

19:16 下今市駅着 乗換

19:20 リバティ会津150号 浅草行 乗車

20:51 北千住駅着 

 

◆予約Contactよりお申込みください。

 

◆参加条件:レインウエア上下、トレッキング・シューズ、ヘッドライト、天候によって寒がりな方は防寒着、バックパック(リュックサック)を必ず装備してください。

体力温存のためにトレッキングポールをお持ちの方は、持参ください。

先着2名様までは、貸出も可能です。


◆装備:水(1リットル)、チョコやお菓子等の行動食。ランチの時間が長くはないので、小休止の際にも簡単に食べられる、おにぎりやサンドイッチと簡単なおかずがよいです。眩しいのが苦手な方はサングラスも用意してください。
※当日はストーブで湯を沸かせるようにします。カップ麺やスープ、コーヒー等を召し上がりたい方は、ご利用ください。水はちょい山CLUBで用意します。

 

◆お買い物相談とは?

装備するウエアや道具選びに迷い解消のため、アウトドアや登山雑誌で執筆、スタリングしてきた経験を活かし、案内人 PONCHO/志田がメールでご相談にのります! 欲しいアイテムに合わせて、こんなウエアや道具がオススメという解説つきのリスト等も返事します。相談はツアー料金振込確認後、翌日からツアー開催前日までです。

 

◆雨天の場合:森歩きとなり、木々が雨を弱めてくれるので、小雨でもツアーは決行します。

 

 

 登山をはじめたい、ひとりで山を登るのは不安・・・という山好き初心者さんのご参加お待ちしております。

 

 

ちょい山CLUBホームページ