料理は好きですが、山では基本的に湯を沸かしてつくれる
インスタント&フリーズドライ・フードが中心です。
前回紹介したジェットボイルは2人以上のハイクで、
他の人に湯を提供する際に使用しています。
ソロでのハイクの際には、
軽さを重視してアルコールストーブを使っています。
アルコールストーブ:エバニュー/Tiアルコールストーブ ¥3800
ゴトク:エバニュー/ALストーブ用チタン十字ゴトク ¥1000
クッカー:ユニフレーム/アルミ食器ケースセット3 ¥2300
箸:エバニュー/チタン 箸 スライドタイプ漆 ¥5900
ダスター:MSR/マイクロファイバー製のハンドタオル 価格不明
総重量:280g
超軽量な道具で山歩きするウルトラライト・ハイカーは、
深型の細長いクッカーを使用しています。
でも、ボクは鍋底の広い浅型を使っています。
湯を沸かしているときの安定感のよさと
火が当たる底面積が広いほど効率がよいと思うからです。
アルコールストーブは、想像以上に火力があります。
冷温時には火が安定するまで時間が掛かりますが、
ライターであぶったりして温めておけば安定も早いです。
500mlの湯を沸かすのに、室内、気温27℃の環境で約5分。
山では、もう少し掛かると思います。
上の写真のようにストーブは小鍋に入れて使用しています。
熱効率をアップさせる意味と
蓋を被せれば消火ができるからです。
このタイプのアルコールストーブは消火ができず、
入れたアルコールを燃やし切らないといけない難点がありましたが、
この浅型クッカー2つを使用するシステムは、その難点を解決できます。
余ったアルコールは、冷えたらまた使用します。
ハンドルは火を点けるとかなり熱くなるので
ダスターを使って持ちます。
またすべてを収納した際、
ストーブ等が動くカチャカチャ音を防ぐ
緩衝材にダスターをはさみます。
このセットには、ハンドルを折って収納できるスノーピークの古いチタン製シェラカップを収納することもあります。
コーヒー等は小鍋で飲みますが、ちょっと多めの料理を食べる際に、シェラカップがひとつ増えると、かなり重宝します。
◆寒冷時仕様のアルコール・クッキングセット
浅型のクッキングセットは、寒い季節、中身が冷えやすい。
そこでクッカーに断熱のカバーを装備できたり、
蓋付き保温マグカップのセットを使っています。
アルコールストーブ:エバニュー/Tiアルコールストーブ ¥3800(中の下)
クッカー:GSI/ハルライト・ミニマリスト ¥5800(左のカバー、オレンジの断熱ハンドル、中のストーブの上のクッカー。これに先割れスプーンもセットになって販売されています。
カップ:エバニュー/Ti Wマグ300 FH+蓋 旧モデルのため価格不明
箸:エバニュー/チタン 箸 スライドタイプ漆 ¥5900
ダスター:MSR/マイクロファイバー製のハンドタオル 価格不明
総重量:360g
このセットは、クッカー、カップの保温性が高く、寒さに強いこと。
そしてカップにアルコールストーブがぴったり収まる美しいスタッキングです。
食器を重ねて収納することをスタッキングと呼びます。
このスタッキング、いろいろなブランドのものを組み合わせて
自分好みにすることは、山の道具選びのニッチな楽しみです。
◆最初から美しいスタッキングのクッカーセットもあります。
写真はありませんが、下記のURLを押してみてください。
http://www.iwatani-primus.co.jp/products/trangia/29.html
トランギアのストームクッカーです。
ボクも持っていますが、お湯を沸かすのことが
楽しくなります!
では、皆さんも是非、スタッキングを楽しんでみてください。
そして試しにアルコールストーブを使ってみてください。
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