バックパックの選び方と今年のオススメモデル

◆バックパック、リュックサック、ナップサック、ザック

いずれも同じ背負うタイプのバッグのこと。

バックパックはアメリカ、リュックサック、ザックはドイツ、ナップサックはイギリスで使われていた呼称。

日本では大きく分けてヨーロッパから登山、アメリカからアウトドアの文化を輸入したことが、いろいろな呼称が存在する理由です。

ちょい山CLUBでは、バックパックまたは略してパックと呼ぶことにします。

◆選び方

・最初のパックは、容量＝荷物を収納する本体部分の大きさが、30ℓ前後のモノが、長く使えます。日常使いもできるようにと20ℓくらいの小さめのモノを選ぶと、最初は問題ないのですが、例えば湯を沸かすストーブ＆クッカーを持つようになったり、山小屋泊をするようになった時の着替えや食料等、荷物が増えてもパックがパンパンにならず、余裕を持って対応できる大きさが、30ℓ前後なのです。

・いわゆるデイパックのように本体の正面がパカッと開くデザインの方が、収納物の出し入れがラク。蓋（雨蓋という）が付いているパック（トップローディングと呼ぶ）は、収納するモノに応じて大きさを可変できたり、本体と蓋の間に脱いだジャケットを挟んだりできて便利。

でも、荷物の収納の仕方に慣れていないビギナーは、収納した荷物を確認できて整理しやすい、パカッと開くパネルローディング・タイプがオススメ！　

でも、パネルローディングは、30ℓ前後で販売されているモデルがかなり少ないのです。

そこでトップローディングタイプでも、本体サイドや正面に施されたジッパーから、蓋を開けなくても本体内にアクセスできるモデルがあるので、そうしたモノを選ぶとよいです。

・シューズやウエアと同じく、必ず試着。パックによっては、サイズがあるので、ベルト類のフィット感を確認。

ショルダーベルトの高さ、ショルダーベルトのカーブに違和感がないか、ウエストベルトの大きさ、背面の長さ、フィット感が自分身体に合っているかチェック！

・サイドポケットにボトル＝水筒やペットボトルを入れて、取り出し、収納がラクにできるか確認。コレが上手くいかないと、パックを背負ったまま水分補給をすることが面倒になり、疲労が増します。

・レインカバー標準装備なら、買い足す必要もなく、忘れる心配もなし！

・女性は、女性のカラダのラインを考慮して設計されたモデルを選ぼう

◆女性ハイカーにオススメのバックパック

・グレゴリー／ジェイド33　￥22,000＋税

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