案内人のポンチョです。
ジブンの足で訪れて
美しい景色に
包まれることの
贅沢を想います。
例えば樹間から顔を見せてくれる富士山。
多くのハイカーは気付かずに歩く進んでしまうのを
なんだか見られているような気配がして、目が合うんです。
富士山と。
大菩薩峠のある稜線も
小屋のある付近に峠の標識があって
多くの人がその周辺に集まっているけれども
少し離れたところまで移動すると
大菩薩湖とともに富士山がスゥ~っと顔を出してくれます。
その距離はほんの少し、ほんの少し違うだけで
見える世界はまるで違います。
この日は大晴天。
甲府や勝沼の街の向こうには、南アルプスの山並みが見えるはず!
そう、見えていました!
北岳、甲斐駒は頂に雲がかかっていたけれど
でも存在感がそこに見て取れました。
そして僕たちは小さな苔の森へ!
大きくて壮大な景色のなかから
小さく玲瓏な景色の傍らへ。
苔の世界を抜けると
広々とした空の下の野原へ!
目の前の山の脇に富士山が見える広場で
大地のエネルギーを感じるヨガ!
本当に不思議だけれども
エネルギーを本当に感じるんです。
きっとこの場所は
地球のエネルギーの通り道なんだと
思うんです。
いや、もしかしたらそのエネルギーは
この日の奇跡のような景色のなかだったから
感じられたのかもしれません。
だって、もう、それは、
あまりにも清々しいものでしたから!
もう二度と出合えないかもしれない。
そう想うほど、もう一度包まれたいと願う。
だからその時間を大切にしたい。
山は自分自身のすべてが試されているようにも想えます。
それでは皆さん、また山で会いましょう!